自由気ままなクライアント
地霊殿こいし :お姉ちゃーん
さとり :ん?なに?
こいし :なんでさっきからツボの中に頭つっこんでるの?
さとり :たしかこのへんに・・・。えーとね、あったあった。これをさがしていたのよ
こいし :・・・写真集?
さとり :えぇ。まだ幼い時の写真が入っているはずよ
こいし :今も幼いとおもうんだけどな~。
お燐 :もうそろそろご飯ですよ~。
お空 :早く早く!鳥頭になっちゃうよ
お燐 :・・・それはあんたでしょう。あと、こいし様おかえりなさい。
こいし :うぅ、あぁ~、ままいま。
お燐 :お菓子食べながら話さないでください。
お空 :さとり様~。何やってたんですか?
さとり :古い写真集を見ていたのよ。もしかしたら、あなた達が妖怪になる前の写真もあるかもしれないは。
お空 :妖怪になる前か~。たしか私は猫だったっけ?
お燐 :それ私。あんたはカラスでしょう。
お空 :え、?そうだっけ??
お燐 :そうなのよ。死にそうだったところをさとり様とこいし様が拾ってくれたんじゃない。
お空 :・・・?
さとり :完全に忘れているようね・・・。
こいし :ま、いつものことだとは思うけどねw
さとり :あ、この写真はあなたが温泉はいっているときの
こいし :なんでそんなときの写真が!?
お燐 :これはなんですか?なんか、白いものが後ろにいますが
こいし :本当だ。・・・私の後ろになんかいる
さとり :ここは地底だからね。怨霊じゃない?
こいし :こんな人型の怨霊っていたっけ?なんか貞子みたい・・・。
お燐 :そんなの見えるかな?お空、あんた見える?
お空 :見えるよ見えるよ!こいし様が写ってる!!
お燐 :・・・そうだね。
さとり :相変わらずね。逆に凄いわ
こいし :ねぇねぇ!本当にこの白いのなんなの!?
お燐 :そろそろ食べないと冷えてしまうので食べましょう。
さとり :そうね、いくわよ、こいし、お空
こいし :私の話をきけぇぇぇーーー!
にぎやかな地霊殿